心拍数増加(頻脈)の定義と対策
心拍数の増加(頻脈)は、安静時でも1分間に100回以上の心拍が続く状態を指します。遺伝的要因や不適切な食生活、運動不足、肥満などさまざまな要因で起こりますが、適切な管理により健康リスクを低減できます。
意義
頻脈は、過度の身体活動やストレスが原因で起こることが多いですが、心血管系の問題が潜んでいる場合もあります。心拍リズムが乱れると、生活習慣の見直しが必要です。
診断
心拍数が100回/分以上であることが頻脈の基準です。具体的な分類は以下の通りです。
- 心房性頻脈(100〜130回/分)
- 房室結節性頻脈
- 上室性頻脈
- 心室性頻脈
- 心房性頻脈(160〜190回/分)
原因
主な原因は次のとおりです。
- 不安や緊張、発熱、貧血、出血、ショック
- 心不全、過度の運動、炎症、激しい活動、血行不良
- 脱水、薬剤副作用、感染症、重度の神経障害
多くは生活習慣の改善、薬物療法、外科的処置で対処できます。
頻脈の症状
頻脈の際に現れる代表的な症状は以下です。
- めまい、息切れ、過度の発汗、疲労感・脱力感
- 失神、血行不良、胸痛
- 酸素需要の高い運動が困難になる
治療法
心拍数を正常リズムに戻すことが治療の目的です。主なアプローチは次の通りです。
- 薬物療法:ジゴキシン、βブロッカー、抗凝固薬(ワルファリン、アスピリン)
- 非外科的手技:心房細動のカテーテルアブレーション、凍結療法、房室結節アブレーション
- 医療機器:ペースメーカー、除細動器
- 外科手術:心臓迷路手術(心組織の縮小)
