慢性的な疲労の原因は何ですか?
eMedicineHealth.comによると、米国人の約20%が日常生活に支障をきたすほどの疲労感を抱えていると答えています。その原因の20〜60%は身体的要因、残りは感情的要因とされています。Mayoclinic.comは、貧血や糖尿病から過度の運動、喪失感まで、28種類以上の健康状態や生活状況が疲労の症状として挙げられるとしています。
生活習慣
食事・栄養、睡眠習慣、運動習慣、過度な労働時間はすべて疲労を引き起こす要因です。白い小麦粉や砂糖などの精製炭水化物や不健康な脂肪の多い食事は疲労感を増大させます。新鮮な果物・野菜、全粒穀物、低脂肪のたんぱく質を取り入れると改善が期待できます。
毎日同じ時間に就寝・起床する規則的な睡眠リズムを作ることや、残業を控えて適度な運動時間を確保することも、睡眠の質向上と疲労軽減につながります。
医学的要因
疲労の原因となる医学的疾患には、甲状腺機能亢進症や1型糖尿病といった比較的診断しやすいものから、線維筋痛症や慢性疲労症候群のように診断が難しいものまであります。生活習慣の改善だけで疲労が続く場合は、医師の診察を受けて血液検査やホルモン検査などを行い、基礎疾患の有無を確認しましょう。
薬剤の副作用
一部の薬剤も疲労感を引き起こすことがあります。血圧降下薬、ステロイド、睡眠薬、利尿薬、抗ヒスタミン薬などが代表的です。服用中の薬について心配な場合は、医師に相談してください。
精神的要因
ストレス、うつ病、PTSD、喪失感、不安なども疲労の原因となります。精神的な問題が疑われる場合は、精神科や心理士の受診を検討しましょう。治療法は生活習慣の改善、カウンセリング、薬物療法、またはそれらの組み合わせが用いられます。うつや不安は不眠と密接に関わっているため、総合的な治療計画が重要です。
対策と受診の目安
疲労が日常生活の質に影響し、2週間以上続く場合は医師に相談することをおすすめします。甲状腺機能低下症、糖尿病、睡眠時無呼吸症候群、貧血などの検査を受け、原因に応じた治療が行われます。身体的な原因が見つからない場合は、精神科への紹介や不眠・うつの薬物療法が検討されます。
