息切れと疲労の原因と対策

息切れは肺の感染症や喘息・アレルギーなどの呼吸器疾患、あるいは呼吸筋や神経系の障害が原因となります。一方、疲労は心臓が十分に血液を送り出せないことが主な要因です。以下に、息切れと疲労を引き起こす代表的な原因をまとめました。医師の診察が必要な場合は早めに受診しましょう。

心臓疾患

症状の有無に関わらず、心臓の検査は重要です。定期健診や診察で無症状の心疾患が発見されることがあります。症状が出た場合、次のような兆候が見られます。

  • 胸痛や狭心症
  • 息切れ
  • 倦怠感(疲労感)
  • 不整脈
  • めまい・失神
  • 手足や顔・首のむくみ

肺・呼吸器疾患

喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、肺炎、結核、肺がんなどが代表例です。米国疾病管理予防センター(CDC)によれば、毎年約12万1千人が肺疾患で死亡しており、米国で4番目に多い死因、乳幼児死亡の第1位となっています。

過労

過度な身体的・精神的負荷は、次のような症状を引き起こします。

  • 会話が困難になるほどの息切れ
  • 活動を減らしても改善しない息切れ
  • めまい・ふらつき
  • 胸部や顔・首の圧迫感・痛み
  • 不整脈
  • 極度の疲労感
  • 大量の発汗、吐き気、嘔吐

女性特有:閉経前期(ペリメノポーズ)

30代〜40代の女性に多く見られる、閉経への移行期です。卵巣からのエストロゲン分泌が減少し、以下のような症状が現れます。

  • ほてり・発汗
  • 乳房の張りや痛み
  • 月経前症候群(PMS)の悪化
  • 性欲低下
  • 倦怠感(疲労)
  • 咳やくしゃみでの尿漏れ
  • ムードスイング
  • 睡眠障害

低エネルギー症候群・線維筋痛症

甲状腺機能低下症は特に女性に多く、疲労感やエネルギー不足の主な原因です。線維筋痛症は筋肉や軟部組織に慢性的な痛みと疲労、睡眠障害をもたらします。症状緩和には、薬物療法に加え、生活習慣の見直しやストレス管理(深呼吸、ヨガ、瞑想など)が有効です。

上記のいずれかに該当する場合は、早めに医療機関での検査・診断を受けることが重要です。

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