真菌性副鼻腔炎(アレルギー性真菌性副鼻腔炎)

真菌性副鼻腔炎は、真菌に対する感作やアレルギーが原因で気道に侵入し、鼻の奥や頬骨内にある副鼻腔が炎症を起こす病態です。主に温暖で湿度の高い地域に住む思春期から若年成人に多く見られます。

症状

  • 鼻づまりや呼吸困難、頭部の重さを感じる。
  • 緑色で粘り気のある鼻汁、後鼻漏(喉の奥まで流れる粘液)。
  • 頭痛や顔面痛。
  • 鼻腔内にポリープと呼ばれる小さな良性腫瘍が形成されることがある。

特徴

  • 思春期から若年成人に多く、温暖で湿度の高い環境で発症しやすい。

診断

  • 血液検査で真菌に対する抗体を測定し、アレルギーの有無を確認する。
  • CTスキャンで副鼻腔の画像を取得し、真菌の沈着や炎症の程度を評価する。

治療

  • 外科手術で副鼻腔内の真菌残渣やポリープを除去する。
  • ステロイド系抗炎症薬(経口または点鼻)で炎症を抑える。

合併症

  • 再発しやすく、繰り返し手術が必要になることがある。
  • 稀に副鼻腔の骨が穿孔し、真菌が眼球へ侵入するケースが報告されている。

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