吐き気を抑える薬の種類と正しい使い方

吐き気は胃の不快感で嘔吐したくなる感覚です。短時間で治まることもあれば、長引くこともあり、身体的要因だけでなく心理的要因も関与します。脳や上部消化管の異常が原因になることが多く、痛みや乗り物酔い、疾患に伴う吐き気を和らげる薬がいくつかあります。薬を使用する際は必ず医師や薬剤師に相談してください。

主な吐き気止め薬

ビスマス・サブサリチル酸塩(ジアリナ)

ウイルス性胃腸炎などで起こる嘔吐や吐き気を緩和します。胃壁をコーティングして刺激を抑える働きがあります。副作用として便や舌が黒くなることがあります。高齢者で基礎疾患がある方は使用を控えるべきです。

抗ヒスタミン薬

乗り物酔いによる吐き気を防ぐために、内耳の平衡感覚を鈍らせ、脳の嘔吐中枢を抑制します。酔いが始まる前に服用する必要がありますが、眠気が強くなり、機械操作や運転に支障をきたすことがあります。

メトクロプラミド

胃の運動を促進し、麻酔中や手術後の吐き気を抑えます。通常は1回5〜10 mgを1日3回服用します。副作用には下痢、皮膚発疹、鎮静作用があります。

ドンペリドン

主にパーキンソン病患者の胃腸運動障害による吐き気に使用されます。1回20〜40 mgを1日3回が一般的です。口渇、頭痛、眠気などが副作用として報告されています。

※ いずれの薬も、医師の診断・処方が必要です。自己判断での服用は避けましょう。

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