風邪の発生状況
米国国立アレルギー感染症研究所(NIAID)によると、毎年約10億件の風邪が発生しています。米国疾病予防管理センター(CDC)によれば、学生は年間で2100万日もの授業を欠席しています。子どもは1年に6〜10回、成人は2〜4回風邪にかかります。
風邪の季節
米国では秋から冬にかけてが風邪のシーズンとされ、概ね3月または4月頃にシーズンが終わります。
原因
200種以上のウイルスが風邪の原因となります。代表的なものはライノウイルス、パラインフルエンザウイルス、呼吸器合胞体ウイルス(RSV)です。寒さや雨が風邪の直接的な原因になるという誤解はありません。
症状
ウィスコンシン大学医学部と公衆衛生学部によれば、風邪の主な症状はくしゃみ、咳、目の充血、イライラ感、喉の痛み、リンパ節の腫れ、鼻水、食欲不振、軽い熱などです。
リスク要因
バージニア大学医療システムの研究によると、子どもは大人より風邪にかかりやすく、免疫系が未熟であることや、保育園・学校での密接な接触が要因です。
治療法
メリーランド大学医療センターは、十分な睡眠と水分補給が最も効果的な治療としています。市販の風邪薬は症状緩和に役立ちますが、6歳未満の子どもへの投与は推奨されません。鶏肉スープは水分・熱・塩分が含まれ、症状緩和に有効です。
予防策
スタンフォード大学の研究では、ストレス軽減、手洗い後の顔触れの回避、鼻腔の清潔保持、飲み物の共有禁止、公共の給水口の使用回避が予防に有効とされています。アルコール系消毒剤の使用も手指の細菌除去に役立ちます。
