カンフル油とは何ですか?

多くの人はカンフル油という名前を聞いたことがありませんが、古い歌で耳にしたことがあるかもしれません。その歌は「バトル・ヒム・オブ・ザ・リパブリック」の旋律に合わせて、ジョン・ブラウンの赤ん坊が胸に風邪をひいたとき、カンフル油でこすったと歌っています。この歌が示すように、カンフル油は風邪やインフルエンザに効果があるとされています。

歴史

カンフルの最初の利用は中国で記録されており、現在でも薬用として高く評価されています。13世紀にマルコ・ポーロが中国滞在中にカンフル油の使用について記述しました。カンフル油は、樹齢約50年のカンフル樹を伐採し、木材を蒸留することで得られます。1本の樹木から最大3トンのカンフルが抽出でき、葉も薬草として利用されます。

性質

カンフル油は強い刺激的な香りが特徴です。大量に摂取すると毒性があるため、米国では使用量が厳しく規制されています。医薬品に含まれるカンフルは、全成分の11%以下に制限されています。

内部使用

カンフルには抗炎症作用があります。刺激的な香りは鼻粘膜の冷感受容体を刺激し、気管支の平滑筋を弛緩させます。内部摂取すると消化を助け、寄生虫を駆除するとされています。また、血行を促進し関節痛の緩和にも効果があると考えられています。

外部使用

カンフルをリネメント(軟膏)にした場合、捻挫や関節痛、筋肉のこりの治療に使用できます。また、口唇ヘルペスや乾燥した唇の軟膏としても利用されます。

注意事項

カンフルは皮膚からも吸収される毒性があるため、エッセンシャルオイルとしての使用には注意が必要です。マッサージオイルとして使用すべきではありませんが、蒸気療法として呼吸器症状の緩和に用いることは可能です。

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