上部呼吸器症状と対策:鼻詰まり・ヒスタミンの解消法
上部呼吸器系とは
上部呼吸器系は鼻・口・喉の領域を指し、鼻詰まりや鼻水、くしゃみ、咳、喉の痛み、血管や組織の炎症などの症状が現れます。鼻腔内の血管が腫れると空気や粘液の流れが阻害され、鼻づまりが起きます。ヒスタミンは体内の化学物質で、アレルギーや感染に伴う鼻詰まり、鼻水、くしゃみ、かゆい目などを引き起こします。
鼻づまり解消薬(去痰薬)
代表的な去痰薬はプソイドエフェドリンやフェニレフリンで、錠剤や点鼻スプレーの形で販売されています。これらは鼻腔内の血管を収縮させ、血流を減少させることで空気の通り道を確保します。去痰薬はアドレナリンに似た作用を持ち、心拍数増加・血圧上昇・不眠などの副作用があります。心疾患・高血圧・糖尿病・甲状腺疾患のある方は使用前に医師に相談してください。また、過去14日間にMAO阻害薬を使用した場合は使用を控える必要があります。
抗ヒスタミン薬
抗ヒスタミン薬は体内のヒスタミン作用をブロックし、症状の発現を抑えます。第一世代(ブロムフェニラミン、クロルフェニラミン、ジメンヒドラミン、ジフェンヒドラミン、ドキシラミンなど)は眠気や口の乾燥を引き起こしやすいです。第二世代のロラタジン系は眠気が少なく、日中の使用に適しています。
使用上の注意
どちらの薬も長期間の使用は避けてください。去痰薬を過剰に使用すると鼻粘膜が乾燥し、使用中止後に数日間鼻詰まりが悪化することがあります。点鼻スプレーは急な症状緩和に有効ですが、連続使用は3日以内にとどめましょう。抗ヒスタミン薬はヒスタミンの生成を抑えるわけではなく、一時的な症状緩和にとどまります。既往症や不安がある場合は必ず医師に相談してください。
カウンターで購入できるプソイドエフェドリン
メタンフェタミン対策法により、プソイドエフェドリンはメタンフェタミン製造に利用されるため、購入量が制限されています。薬局で購入する際には購入者情報を記入する用紙にサインし、1回の取引で9g以下、1包装あたり3g以下という基準を超えないよう管理されています。
