重度の副鼻腔炎(副鼻腔感染症)について
重度の副鼻腔炎とは
副鼻腔炎はウイルスや細菌が鼻腔の副鼻腔組織に感染することで起こります。軽度のものは数日で自然に治りますが、放置すると症状が悪化し、頭痛や高熱だけでなく、脳にまで影響を及ぼすことがあります。
重度と通常の副鼻腔炎の違い
通常の副鼻腔炎は7~10日程度で改善しますが、重度の場合は数週間続くことがあります。軽度の炎症が適切に診断・治療されないと、炎症が拡大し、発熱、意識障害、けいれん、眼の感染症など重篤な合併症を引き起こす恐れがあります。
原因
副鼻腔は細かい毛で覆われ、花粉や細菌、ウイルスなどを除去しています。アレルゲンや大気汚染物質が通路を塞ぐと、病原体が増殖しやすくなり、軽度の炎症が重度へと進行します。
主な症状
- 軽度の発熱、くしゃみ、頭痛
- 症状が進行すると高熱、激しい頭痛、眼の炎症、濃い粘液の分泌、意識や性格の変化、けいれん、最悪の場合死亡
治療法
軽度の症状は十分な水分補給や蒸気吸入で粘液を薄め、呼吸を楽にします。医師の診断が必要な場合は、以下の処方が行われます。
- 細菌性の場合は抗生物質
- 粘液を薄める去痰薬や咳止めシロップ
- ウイルス性の場合は抗生物質は効果がなく、対症療法が中心
症状が長引く、または重篤化したと感じたら、速やかに医療機関を受診してください。
