副鼻腔ドレナージ療法

副鼻腔は顔の骨の中にある空洞で、鼻腔につながっています。副鼻腔で生成された粘液は、粘膜にある繊毛(せんもう)によって鼻や喉へと運ばれます。副鼻腔粘膜が腫れると粘液が濃くなり、繊毛の動きが遅くなって粘液が鼻の奥にたまり、喉へ流れ落ちます。これが副鼻腔の排液、すなわち後鼻漏(ポスト・ナザル・ドリップ)です。

医療的対処法

  • 原因がウイルス感染(風邪など)の場合、鼻づまりを改善し粘液の分泌を抑える去痰薬(デコンジェスタント)を使用できます。ただし、3〜4日以上の連用は症状を悪化させる恐れがあるため、短期間の使用にとどめましょう。
  • 細菌感染が疑われる場合は、医師の診断のもと抗生物質が処方されます。
  • アレルギーが原因の場合は抗ヒスタミン薬が有効です。眠気を引き起こす第一世代の薬もありますが、処方される非鎮静性の第二世代抗ヒスタミン薬を選ぶと良いでしょう。

自然療法

  • 十分な水分を摂取し、粘液を薄めます。レモンとハチミツを入れた温かいハーブティーがおすすめです。カフェインは控えめに。
  • 1/2小さじの塩を8オンス(約240ml)の温水に溶かし、うがいをして喉の粘液を除去します。
  • 鼻腔洗浄を行います。塩(1/2小さじ)を8オンスの温水に溶かし、鼻洗浄器やネットポットで鼻に流し込みます。定期的に行うことで副鼻腔の機能を保ちます。
  • 加湿器を使用して室内の湿度を保ち、乾燥による粘液の濃縮を防ぎます。
  • 十分な休息をとり、免疫力を高めて感染症の回復を促します。
  • 指先で額の下部、頬の上部、鼻の側面など副鼻腔の上に優しくマッサージし、粘液の滞留を和らげます。
  • 乳製品が粘液の増加を招くと感じる場合は、摂取を控えて様子を見ましょう。乳製品アレルギーの可能性がある場合は医師に相談してください。

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