副鼻腔の渋滞を和らげる方法
副鼻腔の渋滞は、風邪・インフルエンザ・アレルギーなどが原因で起こります。主な症状は鼻や顔面の圧迫感です。副鼻腔は粘液を分泌し、鼻腔を潤して排出を助けますが、開口部が閉塞すると粘液がたまり、圧迫感や渋滞が生じます。以下の対処法で症状を軽減できます。
鼻腔洗浄
食塩水で鼻腔を洗浄すると、鼻づまりや粘液のたまりを解消できます。マヨクリニックによると、1/8 小さじの食塩を温かい水に溶かすか、市販の食塩水を使用します。スーパーで購入できるシリンジ(バルブ式注射器)に溶液を吸い込み、鼻先に優しく当てて押し出します。粘液が分解され、液が透明になるまで繰り返します。使用後はシリンジを必ず洗浄し、細菌の繁殖を防ぎましょう。洗浄後は鼻腔がすっきりします。
抗ヒスタミン薬
抗ヒスタミン薬はアレルギーや風邪、花粉症による鼻水や鼻づまりを予防・緩和します。経口薬、点眼薬、鼻スプレーがあります。ベナドリル(ジフェンヒドラミン)などの経口薬は眠気を引き起こすことがありますが、クラリチン(ロラタジン)などは眠気が少ないとされています。
去痰薬(血管収縮薬)
去痰薬は血管を収縮させて鼻腔の腫れを一時的に軽減します。スーダフェド(プソイドエフェドリン含有)などは頭痛や不眠、めまい、心拍数増加といった副作用があるため、高血圧や心疾患、妊娠・授乳中の方は使用を控えてください。鼻用スプレーのアフリン(オキシメタゾリン)などは速やかな効果がありますが、使用は数日以内にとどめましょう。
その他の対処法
加湿器を使用すると副鼻腔が潤い、粘液が薄くなり排出しやすくなります。また、フロネーズなどの鼻用ステロイドスプレーは鼻づまりの緩和に有効です。これらの方法でも症状が改善しない場合は、副鼻腔炎などの感染症の可能性があるため、医師の診察を受けてください。
