副鼻腔炎に抗生物質は必要?症状と治療法を徹底解説

副鼻腔(前頭部、鼻、頬、目の後ろにある空気で満たされた腔)が炎症を起こす状態を副鼻腔炎と言います。風邪の後に起こりやすく、鼻づまり、顔面痛、発熱、喉の痛み、咳などが症状です。副鼻腔炎は急性(4週間未満)、亜急性(4〜12週間)、慢性(12週間以上)に分類されます。多くの場合、抗生物質は必要ありません。

抗生物質が必要なケース

感染が細菌性であると診断された場合、医師は抗生物質を処方することがあります。慢性副鼻腔炎に対して長期間の抗生物質治療が行われることもありますが、効果は十分に検証されておらず、さらなる研究が求められています。

抗生物質が不要なケース

ウイルスやアレルギーが原因の場合、抗生物質は効果がありません。急性副鼻腔炎は自然に回復することが多く、医師が本当に必要と判断するまで抗生物質の使用は控えるのが一般的です。不要な抗生物質使用は、耐性菌の出現リスクを高めます。

自宅でできる対処法

ほとんどの副鼻腔炎は自宅療法で改善します。鼻づまりを和らげるために、こまめに水分を摂りましょう。生理食塩水スプレー、蒸気吸入、温かいタオルを顔に当てることも有効です。市販の鎮痛剤で痛みを和らげ、十分な休養とバランスの取れた食事で免疫力をサポートしましょう。

その他の治療オプション

自宅療法で改善しない場合、医師は抗生物質以外の治療を検討します。アレルギーが原因の場合は抗ヒスタミン薬や鼻用ステロイドスプレーが推奨されます。慢性副鼻腔炎では経口ステロイドが処方されることもあります。構造的な問題がある場合は、鼻腔の排出を改善し閉塞を取り除くための手術が選択肢となります。

受診の目安

症状が10日以上続く、または1年に何度も副鼻腔炎を繰り返す場合は受診してください。高熱や市販の鎮痛剤で和らがない激しい頭痛がある場合も早めに医師に相談しましょう。

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