インフルエンザ予防に役立つビタミン
免疫システムは体内に侵入する細菌やウイルスから身を守ります。インフルエンザに対する抵抗力、すなわち免疫力を高めることで、感染予防や症状の短縮が期待できます。手洗いや肘での咳、体調不良時の自宅待機といった基本的な対策に加えて、ビタミンC・E・Aを十分に摂取し、自然な免疫力をサポートしましょう。
ビタミンC
ビタミンC(アスコルビン酸)は強力な抗酸化剤で、免疫細胞の働きを高め、インフルエンザの期間を短縮する可能性があります。オレンジやレモンなどの柑橘類、各種ジュースに豊富に含まれ、サプリメントでも摂取可能です。米国食品医薬品局(FDA)は1日60 mg、メイヨークリニックは最大2,000 mgまでの摂取を許容しています。
ビタミンE
ビタミンEは抗酸化作用に加えて、自然免疫の「キラー細胞」を活性化し、細菌やウイルスと戦います。B細胞の産生を促進し、抗体生成を助けることで、インフルエンザウイルスに対する防御力を高めます。1日あたり60〜100 mgを、ひまわり種子や他の種子、植物油、全粒穀物などから摂取できます。サプリメントでも補うことが可能です。
ビタミンA
ビタミンAは天然の抗ウイルス成分で、呼吸器や腸管の粘膜を保護し、ウイルス侵入を防ぎます。白血球の形成や感染防御に関与し、免疫機能を正常に保つために不可欠です。オレゴン州立大学リンウス・ポーリング研究所によると、成人の推奨摂取量は700〜900 µgです。ほうれん草、さつまいも、卵、マンゴーなどのビタミンA豊富な食品、またはサプリメントで補給しましょう。
