溶連菌性咽頭炎(ストレプト喉)と喉の痛み
喉の痛みは様々な原因があります。ウイルス(伝染性単核球症や風邪の原因ウイルス)や、溶連菌などの細菌が原因です。喫煙や大気汚染、カビ・花粉・ペットの毛へのアレルギーも喉の痛みを引き起こすことがあります。痛みの感覚は原因に関係なく似ていることが多いですが、溶連菌性咽頭炎(ストレプト喉)と他の喉の痛みを見分けることが重要です。放置すると腎不全やリウマチ熱など重篤な合併症を招く恐れがあります。
溶連菌性咽頭炎(ストレプト喉)
- 原因はA群溶血性連鎖球菌です。子どもや10代の若者に多く、学期中に集団で感染が広がりやすいです。鼻や喉にいる菌が咳・くしゃみや握手などで他人に伝わります。治療せずに放置すると腎不全やリウマチ熱(発疹・関節炎・心臓弁障害)を引き起こすことがあります。
主な症状
- 喉の痛み以外に、リンパ節や扁桃腺の腫れ、白・赤い斑点、嚥下困難、頭痛、腹痛、発熱、全身倦怠感、発疹、食欲不振などが見られます。ウイルス性の喉の痛みと区別しにくいことがあります。
診断方法
- 喉の痛みや上記症状がある場合は医療機関を受診してください。医師は喉の奥から綿棒で採取した液体で行う迅速抗原検査(Rapid Strep Test)を実施します。結果は約5分で判明します。陽性なら溶連菌性咽頭炎と診断され、陰性でも必要に応じて培養検査を行います。
治療
- ウイルス性の喉の痛みには抗生物質は効きません。自然に症状が改善するまで1〜2週間待つことが多いです。一方、溶連菌性咽頭炎は抗生物質で治療します。投薬開始2〜3日で症状が軽減し、完治するまで医師の指示通りに薬を飲み切ることが重要です。休養と十分な水分補給も忘れずに行いましょう。
予防策
- 感染者の食器やコップは他人と共有せず、こまめに洗浄します。食べ物や飲み物、タオル、ナプキンなどの共有は避けましょう。手指の消毒や咳・くしゃみ時に口と鼻を覆うことも有効です。
