片側性副鼻腔痛とは
概要
副鼻腔炎は毎年3,500万人以上の米国人が罹患しています。主な症状のひとつが額や耳、頬周辺の痛みです。痛みが顔の両側に出ることもありますが、片側だけに現れる場合は「片側性副鼻腔痛」と呼ばれます。
原因と仕組み
副鼻腔は頭部の中央、目の後ろ、口の上、耳の間に位置する空洞です。空気中の不要な粒子を肺に入る前に濾過する役割があります。副鼻腔が炎症を起こすと腫れ、粘液が過剰に産生され、頭部全体に圧力がかかります。この圧力が痛みを引き起こします。片側だけが他方より腫れていると、圧力の差により片側性の痛みが生じます。
主な症状
- 鼻水、鼻づまり、後鼻漏
- 強い鼻閉感、鼻腔内の圧迫感
- 呼吸困難
- 痛みは額、頬骨、目の周りに局所的に現れることが多い
上記の副鼻腔症状がなく、片側の痛みだけがある場合は、他の疾患が原因の可能性があります。
治療法
片側性副鼻腔痛には、一般的に市販薬を組み合わせて使用します。
- 血管収縮剤(デコンジェスタント):副鼻腔の腫れを抑え、圧力を軽減
- 去痰薬(エクスペクタント):余分な粘液の排出を助ける
- 鎮痛剤:痛みを和らげる
通常は3日間服用し、症状が改善しない場合は医師の診察を受けてください。
予防策
- 鼻づまりを感じたらすぐにデコンジェスタントを使用する
- 1日あたり8オンス(約240ml)の水を最低6杯飲む
- 十分な睡眠(8時間)とバランスの取れた食事で免疫力を高める
これにより副鼻腔内の圧力上昇を防ぎ、痛みの発生リスクを減らせます。
合併症
放置した場合、片側性副鼻腔痛は片頭痛を誘発し、激しい頭痛になることがあります。また、感染が耳、喉、目へ広がるリスクもあります。鼻血や膿が出るなどの異常がある場合は、速やかに医療機関を受診してください。
