深部凍傷(重度凍傷)とは何か
深部凍傷(重度凍傷)とは
深部凍傷は、体組織が凍結することで起こります。主に指、足の指、耳、鼻、頬、顎などの末端部位に発生し、皮膚だけでなく以下の深部構造まで影響を及ぼすことがあります。
影響を受ける組織
- 皮膚
- 皮下脂肪
- 筋肉
- 靭帯
- 腱
- 骨
- 血管
- 神経
深部凍傷は組織壊死(ネクロシス)や壊疽(ガンジーン)を引き起こす可能性があります。凍結した部位が解凍されると、微小な氷結晶が溶け血流が急激に戻り、激しい腫脹と水疱が生じます。深部凍傷の水疱は血液で満たされた出血性水疱になることが多く、皮膚は青黒く硬くなることがあります。
合併症と後遺症
筋肉、腱、靭帯、神経への損傷が伴うことが多く、以下のような障害が残ることがあります。
- 柔軟性・可動域の低下
- 麻痺
- 拘縮
- 慢性的な疼痛
- 寒さに対する過敏性
さらに、感染が起きると組織がさらに損傷し、重症の場合は切断が必要になることもあります。
対処法
深部凍傷は救急疾患です。疑いがある場合は、直ちに医療機関を受診してください。
