塩化ベンザルコニウムと鼻スプレーの影響

鼻スプレーに含まれる塩化ベンザルコニウム

鼻づまりや風邪の症状を緩和するために、塩化ベンザルコニウムは保存料として多くの鼻用デコンジェスタントスプレーに使用されています。細菌の細胞壁を破壊して殺菌効果がある一方で、鼻粘膜の健康な細胞にも毒性があります。

鼻の繊毛(せんもう)への影響

スプレー中の塩化ベンザルコニウム濃度は、粘液を鼻腔や呼吸路へ運搬する繊毛細胞に対して有害です。繊毛は呼吸器系を感染から守る重要な防御機構ですが、損傷すると細菌やウイルスが体内に侵入しやすくなります。

薬剤性鼻炎(Rhinitis Medicamentosa)

鼻用デコンジェスタントの過剰使用は、薬剤性鼻炎(RM)を引き起こすことがあります。患者は徐々に効果が薄れ、症状を抑えるために使用量を増やさざるを得なくなります。塩化ベンザルコニウムが含まれる製品では、この耐性形成が特に顕著です。推奨される使用期間や回数を守り、過度な使用は避けましょう。

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