体温が極端に低下したときの影響と対処法
低体温症とは
体温が35℃(95°F)以下に下がると、低体温症(ハイポサーミア)という生命に関わる危険な状態になります。寒冷な環境だけでなく、長時間の露出や濡れた服装でも起こり得ます。特に登山者やスキー選手、キャンパーなどは注意が必要です。
主な症状
- 震え(体が止まるまで続く)
- 皮膚が冷たく、蒼白になる
- 混乱や判断力低下
- 倦怠感・眠気
- 協調運動障害(手足が不自由になる)
- 幻覚や錯覚
- 意識喪失
応急処置の手順
- できるだけ早く、暖かい場所へ移動させる。
- 濡れた衣服はすぐに脱がせ、乾いた衣類や毛布で覆う。
- 意識がある場合は、温かい飲み物(アルコールはNG)を少量ずつ与える。
- 皮膚をこすったり、熱い湯で直接温めたりしない。
- 救急車(119)を呼び、到着までの間は上記を実施する。
予防と注意点
寒冷地へ出かける際は、重ね着や防水・防風機能のある衣類を選び、濡れた状態での長時間滞在を避けましょう。万が一のために、携帯用の保温ブランケットや非常食・飲料を持参すると安心です。
