グロッサン副鼻腔灌漑システムの概要

グロッサン副鼻腔灌漑システムは、鼻腔内の繊毛の自然な動きを模したパルス流で液体を送り、鼻腔と副鼻腔の開口部まで届ける装置です。鼻や副鼻腔の詰まりを除去し、感染頻度を減らすとともに、侵入した細菌を排除するための繊毛機能を再調整します。

仕組み

  • 装置は真空を作り、鼻腔内の余分な粘液や膿性分泌物を吸い出します。211名の患者を対象とした統計解析では「鼻洗浄は副鼻腔疾患患者の症状と健康状態の改善に有効」と報告されています(参考文献参照)。短時間でリズミカルに液体を脈動させることで排液を促し、繊毛の正常な動きを取り戻します。鼻が完全に閉塞している場合は使用できません。

灌漑器の使用方法

  • 特別な粉末「Breathe‑EaseXL」または食塩小さじ1を、ぬるま湯約470ml(16オンス)に溶かして溶液を作ります。灌漑器のダイヤルで噴射圧を調整し、先端が上向きのときに約2.5cm(1インチ)上がる程度に設定します。ハンドルの「ON/OFF」ボタンでストリームを停止し、先端から冷水が出ていないことを確認してください。
  • 先端を片方の鼻孔にしっかり差し込み、シンクの排水口に向かって頭をまっすぐに保ちます。頭を左右に傾けないように注意してください。再度電源を入れ、溶液が片方の鼻孔に流れ込んだら、反対側の鼻孔から流れ出るはずです。喉の奥に水が流れ込む場合は、上体を少し起こす程度に頭を上げます。飲み込んでも害はありませんが、鼻と副鼻腔の排液効果が失われます。目安は約240ml(8オンス)使用するまで流し続けます。容器には目盛りがあるので量を確認しやすいです。パルスを止め、先端をもう一方の鼻孔に差し替えて同様に行います。

トラブルシューティング

  • 機器内部に塩分が蓄積すると圧力が低下することがあります。使用後は必ず清水で容器全体を通し、装置を洗浄してください。圧力低下が見られる場合は、酢と水を同量ずつ混ぜた溶液で洗浄し、塩分沈着を除去します。数週間ごとにこの手順を行うとよいでしょう。また、週に一度は2オンス(約60ml)の漂白剤をボウルに入れ、水で満たして約120ml(4オンス)を機器に通し、先端を10分間浸すことで消毒します。

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