風邪薬にアルコールは含まれていますか?
アルコールは市販薬や処方薬に重要な役割を果たしていますが、アルコールを避けたい人もいます。咳、風邪、インフルエンザ、アレルギーの治療薬を選ぶ際は、成分表示や薬剤師への確認が大切です。
アルコールが含まれる理由
アルコールは薬において溶剤や防腐剤として使用されます。水に溶けにくい成分を溶解させ、沈殿を防ぐ役割や、水に溶けやすい成分でも保存性を高めるために添加されます。
アルコールが含まれやすい薬の形態
液体製剤にアルコールが含まれることが多く、含有量は1%から夜用の風邪薬で25%に達することもあります。「エリキシル」と表示された液体は必ずアルコールを含みますが、その他の咳止めシロップや抗ヒスタミン剤、去痰剤、解熱鎮痛剤、鼻詰まり用の液体なども含む場合があります。口腔用洗浄剤(マウスウォッシュ)にも含まれることがあります。処方薬・市販薬ともにアルコールが含まれることがあり、市販薬では必ず成分表示に記載されます。処方薬については薬剤師に確認するとよいでしょう。アルコールを完全に避けたい場合は、錠剤やカプセル剤を選択してください。
アルコールがもたらす影響
宗教的・哲学的な理由でアルコールを避ける人や、治療中のアルコール依存症患者、アンタビュース(ジスルフィラム)を服用中の患者は、少量のアルコールでも重篤な症状を引き起こす可能性があります。
アルコールを含む代表的な処方・市販薬
包括的なリストはありませんが、アルコール依存症治療施設がまとめた例として、以下のような市販薬にアルコールが含まれています。
- Theraflu(液体)
- Tylenol Cold & Flu
- Anti‑Tuss DM Expectorant
- Benadryl(液体)
- Benadryl Decongestant
- Cheracol
- Contact Severe Cold
- Dimetapp
- Dristan Cough / Dristan Ultra
- Formula 44 / Formula 44 D
- Nyquil
- Pertussin
- Robitussin AS / CF / DAC / PE / DM
- Sudafed Cough Syrup
- Cotylenol
- Novahistine Cough / Cough & Cold / DM / DMX
- Triaminic Expectorant
- Vicks Cough
- Wal‑Act / Wal‑Phed
アルコールを含むかどうか不明な場合は、必ずラベルを確認し、薬剤師に相談してください。
