医師が副鼻腔炎に処方するものは?
副鼻腔炎は、風邪やインフルエンザが悪化して起こることが多く、症状が重くなると処方薬が必要になります。しかし、軽度の症状や予防のために、医師は処方箋なしで実践できる自宅療法も勧めます。
加湿器の使用
季節の変わり目、特に湿度が低くなる冬は副鼻腔が乾燥しやすく、炎症を招きやすくなります。加湿器で室内に適度な湿度を保つと、粘膜の乾燥を防ぎ、鼻詰まりの改善に役立ちます。寝室など長時間過ごす部屋に置くのが効果的です。
粘液除去薬(去痰薬)
副鼻腔炎は過剰な粘液が原因で、粘液が細菌の温床となります。医師は、ムシネックスなどの去痰薬を季節的に、あるいは長期的に使用することを勧めます。長期使用による副作用は報告されておらず、毎日の服用が安全とされています。
食塩スプレー
乾燥した鼻腔は粘液の過剰分泌を引き起こします。食塩スプレーは生理食塩水で鼻腔を潤し、粘液のバランスを整えるのに有効です。体液と同等の塩分濃度のため、刺激が少なく快適に使用できます。
十分な水分摂取
体の約55〜60%は水分です。1日8〜10杯(約2リットル)の水分を摂ることで粘液が薄まり、排出がスムーズになります。また、余分な毒素の排出も促進されます。
鼻洗浄(ネティポット)
鼻洗浄は古代アーユルヴェーダに由来する副鼻腔の洗浄法です。メイヨークリニックでも推奨されており、ネティポットを使って生理食塩水を鼻腔に流し込みます。自宅で作る場合は、1/8小さじ(約0.6g)の非ヨウ化塩を8オンス(約240ml)の温かい蒸留水に溶かします。口で呼吸しながら、片方の鼻孔に注ぎ、もう片方から水を流し出します。
蒸気吸入
蒸気を吸うことで鼻腔に湿度が供給され、粘液の排出が促進されます。ボウルに熱湯を入れ、タオルで頭を覆って蒸気を吸うか、温かいシャワーを浴びるのが効果的です。1日2〜4回程度行うと、鼻詰まりや顔面の痛みが和らぎます。
