風邪のためのホリスティック療法

風邪に特効薬はありませんが、症状を和らげて回復を早める方法はあります。近年注目を集めているホリスティック(代替)医療は、心・体・精神のバランスを整える自然治癒法です。ここでは、風邪に対するホリスティックアプローチを具体的に紹介します。

デトックス

インドの伝統医療を実践するホリスティック・プラクティショナー、シャンティ・B・ラングワニ氏は、風邪の初期症状が出たらまず体内の毒素を排出することが重要だと言います。症状が出たら1日断食し、その後はパイナップルやグレープフルーツなどアルカリ性の果物を中心とした食事に切り替え、次の3日間は軽食と果物を多めに摂取すると推奨しています。

症状緩和

鼻づまりには、ターメリック(ウコン)を燃やして出る煙を吸い込むと、粘液の排出が促進され呼吸が楽になるとされています。また、ユーカリオイルを加えたスチームフェイシャルも鼻腔を開き、呼吸を楽にする効果があります。

期間短縮

ミネラルの亜鉛は免疫機能を高め、風邪の重症度と持続期間を短くすることが研究で示されています。ウェズリアン大学の報告によれば、亜鉛ロゼンジを摂取すると症状が軽減し、回復が早まる可能性があります。完全な治癒ではありませんが、手軽に取り入れられる方法です。

食事

風邪のときにおすすめの食べ物は、鶏肉スープ、にんにくを使ったスープ(またはにんにくそのもの)、ペパーミントティーにカイエンペッパーと生姜を加えたものです。ラングワニ氏は、額に少量のマスタードやナツメグを塗ると頭痛が和らぐと提案しています。一方、乳製品や甘いもの、揚げ物は免疫力低下を招くため避けるべきです。

なぜ市販薬に頼らないのか

ホリスティック医療の支持者は、市販の風邪薬が体の自然な反応(熱や粘液の増加)を抑えてしまい、回復プロセスを妨げると主張します。症状が耐え難いほど重くない限り、自然治癒力を尊重し、薬に頼らない方法を選ぶべきだとしています。

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