ワクチン接種後でもインフルエンザにかかり、検査で陽性になることはありますか?

ワクチンを接種していても、インフルエンザに感染し検査で陽性になる可能性はあります。ただし、ワクチンは感染リスクと症状の重症化を大幅に抑える効果があります。

ワクチンの働きと限界

インフルエンザワクチンは、体内でインフルエンザウイルスに対する抗体を産生させ、ウイルスに接触した際に病気になるのを防ぎます。しかし、ワクチンは100%の予防効果があるわけではなく、以下のような理由で感染することがあります。

  • ワクチンと流行株の不一致:ワクチンは当年予測される主な流行株に合わせて製造されますが、予期せぬ新株が出現すると、ワクチンのカバー範囲外になることがあります。
  • ワクチン接種完了前の曝露:ワクチンは接種後約2週間で最大の免疫効果を発揮します。その期間中にウイルスに曝露されると、感染するリスクがあります。
  • 免疫力の低下:基礎疾患(心臓病、肺疾患、がんなど)や免疫抑制剤(化学療法、ステロイド等)を使用している人は、ワクチンによる防御が十分に働きにくく、感染しやすくなります。

感染が疑われる場合の対処法

ワクチン接種後でもインフルエンザの症状(発熱、咳、倦怠感など)が現れたら、速やかに医師の診察を受けましょう。医師は迅速にインフルエンザ検査を行い、必要に応じて抗ウイルス薬などの治療を指示します。

ワクチンは感染予防の重要な手段ですが、上記のような要因で感染が起こり得ることを理解し、症状が出た際は早めの受診を心がけてください。

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