妊娠中のインフルエンザ治療法

妊娠中にインフルエンザにかかると、体調が悪くなるだけでなく、どの薬が安全か不安になることがあります。以下は、妊娠中でも比較的安全とされる対処法と薬剤のまとめです。必ず医師に相談し、薬の併用による相互作用に注意してください。

アセトアミノフェン(解熱・鎮痛)

タイレノールの有効成分であるアセトアミノフェンは、妊娠中でも安全とされています。用法・用量を守って、発熱や全身の痛みの緩和に使用してください。アスピリンやイブプロフェンは胎児にリスクがあるため、妊娠中は避けましょう。

鼻づまり解消薬(デコンジェスタント)

クロルフェニラミン(商品名:クロルトリメトン)は妊娠中でも使用可能です。第二・第三トリメスタンであれば、プソイドエフェドリン(商品名:スダフェド)も使用できますが、第一トリメスタンでの使用は避けてください。第一トリメスタンでの使用は、胎児の臓器形成異常(胃壁裂)と関連が指摘されています。

咳止め薬

デキストロメトルファン(ロビトゥシン等)を含む咳止めは、医師の許可があれば使用できます。複数の有効成分が混在していない単剤のシロップを選び、砂糖やハチミツを含むのど飴も代替として利用できます。

水分補給

インフルエンザで発熱すると脱水しやすくなるため、こまめに水分を摂りましょう。水はもちろん、カフェインレスのジュースやハーブティー(医師に確認の上)もおすすめです。熱いお茶はのどの痛みを和らげますが、カフェインは控えてください。

十分な休養

妊娠中に病気になると疲れがたまりやすいので、しっかりと休むことが大切です。仕事を休んで自宅で安静にし、食事はパートナーに作ってもらうかテイクアウトを利用しましょう。十分な睡眠と安静は、症状の悪化や再発を防ぎます。

加湿器の使用

加湿器や蒸気式のヴァポライザーは、空気中に湿度を加えることで鼻づまりやのどの乾燥を緩和します。クールミストタイプは薬剤を使用しないため安全です。エッセンシャルオイル(ラベンダー、ユーカリなど)を使用したい場合は、必ず医師に相談してください。蒸気式は高温の蒸気でやけどのリスクがあるため、取り扱いに注意が必要です。

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