急速サイクルうつ病とは何か
急速サイクルうつ病は、双極性障害(躁うつ病)の一形態で、短期間に感情の低下(うつ)と高揚(躁)が頻繁に交代する状態です。
診断基準
- うつ病と双極性障害支援連盟(Depression and Bipolar Support Alliance)によれば、急速サイクルは、12か月間に4回以上の躁(または軽躁)エピソードと抑うつエピソードが交互に現れることと定義されています。
原因
- 急速サイクルの原因は完全には解明されていませんが、甲状腺機能低下症や昼夜リズムの乱れ、ストレスへの過敏反応が関与している可能性があります。
症状
- エピソードの種類により症状は異なりますが、エネルギーの急激な変動、イライラ、衝動的な行動などが見られます。これらは1日から数週間にわたって現れることがあります。
治療法
- 治療法としては、気分安定薬や抗うつ薬などの処方薬、認知行動療法などの心理療法、そして支援グループへの参加が推奨されます。
統計
- 米国国立精神衛生研究所(NIMH)によると、双極性障害は約570万人が罹患しており、そのうち最大で半数が生涯のどこかで急速サイクルを経験するとされています。
