喪失に伴ううつ症状への対処法

大切な人を失った後の悲しみはごく自然なことです。悲しみ、怒り、罪悪感、恐怖、ショックを感じることがあります。回復までの期間は人それぞれで、悲しみの表れ方も異なります。しかし、悲しみがうつ病へと変わると深刻になることがあります。喪失感に伴ううつ病の主な症状は、絶望感、無価値感、自殺念慮、仕事や社交ができなくなることです。

セラピー(心理療法)

  • 友人や家族の死によるうつ症状が疑われる場合は、資格を持つメンタルヘルス専門家に相談しましょう。症状の程度に応じて、週1回または週2回の個別セッションや、グループ療法が推奨されます。
  • 専門の訓練を受けたカウンセラーが主催する喪失支援グループがあります。地域の支援グループは、セラピストに相談すれば紹介してもらえます。

薬物療法

  • 自殺念慮や重度のうつ状態がある場合は、抗うつ薬などの処方が検討されます。薬は感情を処理しやすくする助けになりますが、喪失感そのものを消すわけではありません。したがって、薬物療法と併せて対話療法を続けることが重要です。
  • 自殺の危険があると感じたら、すぐに911に電話するか、最寄りの精神科救急に搬送してください。

支援ネットワーク

  • セラピー以外にも、家族や友人からの支援が不可欠です。自分の必要とすることを伝え、慰めてもらいましょう。
  • 宗教的な背景がある場合は、祈りや礼拝など、信仰に根ざした活動に参加し続けることも心の支えになります。宗教指導者にサポートを求めても構いません。

セルフヘルプ

  • 喪失感から逃げずに、現在の感情を受け入れましょう。セラピストや信頼できる人、宗教指導者と感情を共有することが大切です。アルコールや薬物で感情を麻痺させようとしないでください。
  • 基本的な生活リズム(睡眠・食事・入浴)を維持することが回復への第一歩です。これらができない場合は、専門家の助けを求めましょう。
  • 運動は抗うつ薬に匹敵する効果があります。毎日少しでも体を動かす習慣をつくりましょう。友人とハイキングに出かけたり、キックボクシングやヨガのクラスに再び参加したりするとよいでしょう。

トリガーへの対処

  • 故人の誕生日や命日など、特定の日は感情が高まりやすいです。そのような日には事前に自己ケアの計画を立てましょう。例えば、セラピストとの予約を入れたり、友人と週末旅行を計画したりすると安心です。
  • うつ状態が続いているときは、これらの記念日が症状を悪化させることがあります。回復期でも、同様にトリガーとなり得るため、予防策を講じておくことが重要です。

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