うつ病に対する赤外線光療法の効果と注意点

概要

赤外線光療法(光療法、明るい光療法)は、フルスペクトルの明るい光を一定時間浴びることで体内時計(概日リズム)を調整し、うつ病や季節性情動障害(SAD)などの症状を改善する治療法です。

治療の流れ

  • 患者は光療法ボックスの前に座り、目は光から離すようにしながら開いたままにします。セッションは15分から2時間程度で、通常は起床後の朝に実施します。

特徴

  • 効果的な治療には、一定のスケジュールが最も重要です。医師の指導のもと、毎日または週単位で決められた時間に治療を行い、診療所や自宅の光ボックスで実施します。

期待できる効果

  • 治療開始から数日〜数週間で、全体的な気分や前向きさの向上、食欲の正常化、睡眠の改善が見られ、治療中の再発は少ないとされています。

副作用

  • 軽度で一時的な副作用として、頭痛、眼精疲労、倦怠感、興奮、吐き気などが報告されています。セッション時間の調整や休憩を増やすことで軽減できます。

注意点・警告

  • 急性うつや双極性障害の患者では、光療法が躁状態を誘発するリスクがあります。また、重度のうつ患者においては稀に自殺念慮や自殺行動が増加するケースが報告されています。使用前に必ず医師と相談してください。

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