うつ病の9つの古典的症状と対処法
米国精神医学会(APA)が定義するうつ病の古典的な症状は9つあります。2週間以上にわたり、これらの症状が5つ以上、かつそのうちの1つが持続的な悲しみ(抑うつ気分)または興味・喜びの喪失である場合に、主要うつ病障害(MDD)と診断されます。
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持続的な悲しみ(抑うつ気分)または絶望感
ほぼ毎日、抜け出せないほどの悲しみや将来に対する絶望感を感じます。食欲の変化や活動意欲の低下を伴うことが多いです。
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興味・喜びの喪失(快感の減退)
以前楽しんでいた趣味や人間関係、性活動への関心が著しく低下します。これが続くと、社会的な孤立が進むことがあります。
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体重または食欲の著しい変化
食欲が増して体重が増加する場合もあれば、逆に食欲が減退し体重が減少する場合もあります。食事パターンの変化は他の症状を誘発しやすいです。
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睡眠障害(不眠または過眠)
寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める、早朝に目が覚めてしまうなどの不眠が多いですが、逆に過度に眠くなる過眠も見られます。
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精神運動性の変化(落ち着きのなさまたは遅滞)
身体が落ち着かずにそわそわしたり、逆に動作が遅くなるなどの変化が現れます。観察されることが多い症状です。
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疲労感・エネルギーの低下
十分な睡眠をとっても疲労感が取れず、日常生活の中でエネルギーが枯渇したように感じます。
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無価値感・過度な罪悪感
自分は価値がない、何もできないと感じ、過去の失敗や小さな過ちに対して過剰に罪悪感を抱くことがあります。
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集中力・決断力・記憶力の低下
仕事や学業での注意力が散漫になり、意思決定が難しくなるほか、忘れ物が増えることもあります。
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死への反復的な思考や自殺念慮
死にたいという考えが頭から離れず、場合によっては自殺計画を立てることがあります。最も危険な症状のひとつです。
支援を受けるには
上記の症状が1つでも当てはまると感じたら、早めに専門家の助けを求めましょう。まずはかかりつけ医や地域の精神保健センターに相談し、必要に応じて精神科医や臨床心理士による評価を受けます。治療法としては、認知行動療法や対人関係療法などのカウンセリング、セロトニンなどの神経伝達物質バランスを調整する抗うつ薬が一般的です。早期の介入が回復への鍵となります。
