フルオキセチン(抗うつ薬)の副作用と注意点

フルオキセチンは、商品名プロザックで広く知られる処方抗うつ薬で、無気力、疲労、抑うつ気分、睡眠障害などの症状緩和に用いられます。多くの患者に有効ですが、すべての薬と同様に副作用のリスクがあります。

離脱症候群

フルオキセチンの服用を急に中止すると、離脱症候群が現れることがあります。主な症状は落ち着きのなさ、イライラ、頭痛、過度の眠気または不眠です。

性機能障害

SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)であるフルオキセチンは、性欲低下やオーガズム障害などの性機能障害を引き起こすことがあります。男女ともに性行為への関心が減少したり、快感が得にくくなることがあります。

自殺念慮の増加

特に若年層において、フルオキセチン投与開始後に自殺念慮が強まる稀なケースが報告されています。治療開始後は慎重な経過観察が必要です。

眠気・倦怠感

患者によって反応は異なります。うつ症状が改善されて活動的になる人もいれば、薬の影響で眠気や動作が遅く感じられる人もいます。

アレルギー反応

フルオキセチンに対してアレルギーがある場合、発疹やじんま疹、手足や口腔の腫れ、重症例では呼吸困難といった症状が現れることがあります。

消化器系の不調

多くの薬と同様に、服用初期に吐き気や胃部不快感が起こることがありますが、通常は時間とともに軽減します。

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