糖尿病のドーン現象(夜明け効果)とは?
ドーン現象(dawn effect)とは、糖尿病患者が朝の 2 時から 8 時頃に血糖値が急上昇する状態を指します。睡眠中に分泌されるホルモンや、前日のインスリン量の不足が主な要因です。
原因
- 前夜のインスリン不足や投薬量の不適切さ
- 就寝前の炭水化物摂取
- 睡眠中に自然に分泌されるホルモン(成長ホルモンやコルチゾールなど)
性別差
- テストステロンが高いと血糖上昇が起こりやすく、男性糖尿病患者にドーン現象が多く見られます。
診断方法
- 朝の高血糖が疑われる場合、数日間にわたり深夜(2 時~3 時頃)に血糖値を測定し、パターンを確認します。
治療・対策
- 投薬やインスリン投与量の調整
- 就寝前の炭水化物摂取を控える
- 睡眠中にインスリンポンプを使用することも有効です。
類似の状態
- ドーン現象は「リバウンド高血糖」と誤認されることがあります。リバウンド高血糖は、長時間の絶食後に体が血糖を上げようとする反応です。
