朝の血糖値が夜より高くなる原因は?
ドーン現象(夜明け現象)
クリーブランド・クリニックによると、午前2時から8時の間に体はグルコースを放出し、インスリン抵抗性を高めるホルモンを産生します。これは体が1日を迎える準備として自然に起こる現象ですが、糖尿病患者では朝の血糖値が上昇しやすくなります。
ソモジ効果(反跳性高血糖)
同クリニックが説明するところによると、夜間に血糖が低下すると、体はホルモンを分泌して血糖を上げようとします。その結果、朝に血糖値が高くなることがあります。
インスリンの減衰
夕食時に投与したインスリンが朝までに効果が切れることがあります。『Diabetes Forecast』誌ではこれを「インスリンの減衰」と呼び、クリーブランド・クリニックはこの現象をソモジ効果の一部と位置付けています。
原因の特定方法
メイヨークリニックによれば、原因を明らかにするために医師は数晩にわたり午前2時〜3時頃の血糖値を測定するよう指示することがあります。
治療法
朝の血糖上昇の原因に応じて治療は変わります。クリーブランド・クリニックは、夕方のインスリンの量・投与時間・種類の調整や、食事内容の見直しなどが考えられると述べています。
