高血糖がもたらす長期的影響
原因
高血糖は血中に過剰な糖が存在する状態です。糖尿病患者では、食事の偏り、インスリン不足、肉体的・精神的ストレス、運動不足が主な原因とされています。糖尿病でない人でも、膵臓が十分なインスリンを分泌できない場合に高血糖が起こります。
症状
高血糖の症状は他の状態と区別しにくいことがありますが、頻尿、極度の喉の渇き、倦怠感、視力のぼやけ、めまいなどが典型的です。これらは同時に現れることが多く、糖尿病のリスクがある方は血糖測定器でチェックするか、医師に検査を依頼してください。
影響
短期的な影響としては、血糖値が高い状態が続くと脳機能が低下し、言語が遅くなる、反応が鈍くなる、作業効率が落ちるといった症状が現れます。血糖値を正常に戻すことで通常は回復します。
合併症
長期にわたる高血糖は深刻な合併症を引き起こすリスクがあります。心疾患、腎不全、眼疾患、うつ病、皮膚トラブル、脳障害、昏睡、糖尿病性高浸透圧症候群(血糖が極端に上昇し、重度の脱水を招く)などが挙げられます。特に高浸透圧症候群は致命的な脱水を伴い、心臓発作や腎障害、昏睡、最終的には死亡につながります。
注意点
正常な血糖値は70〜100 mg/dLとされ、126 mg/dL以上で糖尿病と診断されます。血糖値が200 mg/dLを超えると重大な合併症のリスクが高まります。検査で基準を超えた場合は、医師の指示に従い速やかに治療を開始するか、直ちに医師へ連絡してください。高血糖は急性の昏睡や長期的な合併症により致死的になる可能性があります。
