糖尿病の症状と概要
糖尿病とは
糖尿病は、体が血糖(グルコース)を適切に処理できなくなる代謝疾患です。インスリンの分泌不足やインスリン抵抗性により血中のブドウ糖が上昇します。タイプ1はインスリン依存型、タイプ2は非依存型で、後者は主に中高年や肥満の方に多く見られ、食事療法で管理できることがあります。
頻繁な渇き(多飲)
血糖が高いと、余分な糖が尿中に排泄される際に水分が一緒に失われ、体が脱水状態になります。そのため、異常なほどの喉の渇きを感じ、常に水を飲みたくなります。
頻尿
多飲に伴い、腎臓は血液中の余分な糖と水分を尿として排出します。結果として膀胱が頻繁に満たされ、トイレに行く回数が増えます。
全身の倦怠感・脱力感
インスリンが不足すると、血中の糖が細胞に取り込まれずエネルギーに変換されません。そのため、筋肉や臓器がエネルギー不足となり、特に原因がはっきりしない疲労感や体のだるさを感じます。
手足のしびれ(神経障害)
長期間にわたる高血糖は末梢神経を傷つけ、手や足にしびれや感覚異常(糖尿病性神経障害)を引き起こします。特にタイプ2糖尿病で診断が遅れるケースが多く、症状が出るまでに数年かかることがあります。血糖コントロールを改善すれば、症状の進行を抑え、回復する可能性があります。
糖尿病の現状(米国)
米国糖尿病協会によると、米国だけで約2360万人が糖尿病を患っており、人口の約6%に相当します。実際には診断されていない患者も多く、実数はさらに上回ると考えられています。
