糖尿病がもたらす健康リスク
糖尿病は体内のブドウ糖の利用に影響を与える疾患です。血糖値が過剰になると、さまざまな合併症が引き起こされます。
短期的な合併症
高血糖:過食や薬の服用不足で血糖が急上昇します。
糖尿病性ケトアシドーシス:エネルギー源が不足し、体脂肪が分解されて有害なケトン体が生成されます。
低血糖:食事抜きや運動不足で血糖が低下し、意識障害や昏睡につながります。
骨・関節障害
骨粗鬆症:骨が脆くなり、骨折しやすくなります。
変形性関節症(骨関節炎):関節軟骨が劣化し、関節炎を引き起こします。
神経障害(ニューロパチー)
血糖が高い状態が続くと毛細血管が損傷し、末梢神経が障害されます。感覚が鈍くなり、痛みやしびれが生じます。
腎障害(ネフロパチー)
腎臓の毛細血管が損傷すると、血液の老廃物除去機能が低下し、腎不全や慢性腎臓病のリスクが高まります。
認知症(アルツハイマー病)
2型糖尿病患者はアルツハイマー病のリスクが上昇します。インスリン不足や血糖コントロール不良が脳のエネルギー供給を妨げ、血管障害が脳卒中や血流低下を招くためです。
心血管合併症
心筋梗塞、脳卒中、狭心症、冠動脈疾患、動脈硬化、高血圧などのリスクが増大します。特に、2型糖尿病の診断から5年以内に脳卒中リスクが2倍になるとされています。
※情報はMayo Clinicなどの信頼できる医療情報に基づいています。
