血糖値が高いかどうかは、血液検査で測定し、基準範囲内かを確認します。基準は検査方法や空腹状態によって異なります。以下では、空腹時・食後・糖尿病患者・子どもの血糖基準と、専門家の見解をご紹介します。

空腹時の血糖基準

検査前に一定時間何も食べていない(空腹)場合、血糖値は 60〜100 mg/dL が正常とされています。空腹時に 100 mg/dL を超えると高血糖とみなされます。

食後(非空腹時)の血糖基準

食事後に測定する場合、正常範囲は 90〜120 mg/dL とされています。食後でも 126 mg/dL 以上は高血糖と判断されます。ただし、食後すぐの測定は推奨されません。

糖尿病患者の血糖基準

糖尿病の方は血糖の処理能力が低下しているため、目標値は一般の基準よりも低く設定されます。個別の目標値は担当医と相談し、適切に管理しましょう。

子どもの血糖基準

子どもが血糖値の境界付近で頻繁に測定される場合、将来的に糖尿病リスクが高まります。1型糖尿病でない限り、体は通常の血糖をうまく処理し、正常範囲の上限を大きく超えることは少ないです。

専門家の見解

ハーバード医科大学医学部のエドワード・S・ホートン医学教授は次のように述べています。「血糖値が 180〜200 mg/dL を超えると腎臓が糖を再吸収しきれず、尿中に糖が漏れ出します。さらに 400 mg/dL 以上になると精神機能に影響が出ることがあります。」

血糖値は健康管理の重要な指標です。自分の基準を理解し、異常が疑われる場合は早めに医師に相談しましょう。