インスリン抵抗性に効く自然療法

インスリン抵抗性は糖尿病や多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と深く関わっています。過体重や運動不足といった生活習慣が悪化させる要因です。自然の成分を取り入れることで、血糖値の改善が期待できます。既に血糖値が高めの方は、以下の方法で数値を下げる手助けになるでしょう。

シナモン

  • パキスタンで行われた研究では、2型糖尿病患者60名に毎日シナモンを摂取させたところ、血糖平均値が有意に低下しました。シナモンはインスリン抵抗性の改善に寄与します。カプセルや粉末で、1日あたり最低1g含む市販のシナモンサプリメントを選びましょう。

酢(ビネガー)

  • 酢の主成分である酢酸は、腸内での炭水化物の消化を抑制し、血糖上昇を緩やかにします。サラダにかける、マリネに使う、ドレッシングにリンゴ酢を半量以上加えるなどして活用してください。2007年のアリゾナ大学の研究では、就寝前に大さじ2(約30ml)のリンゴ酢を摂取した被験者の空腹時血糖が改善しました。

ビタミンAとE

  • ビタミンAとEはインスリン感受性を高めますが、過剰摂取は肝臓に蓄積され毒性をもたらす恐れがあります。ビタミンAはベータカロテンが豊富なサプリや食品(ニンジン、かぼちゃなど)を、ビタミンEはトコフェロール形態のサプリメントを適量(医師の指示に従って)摂取すると安全です。

ミネラル(マグネシウム・亜鉛)

  • インスリン抵抗性が疑われる場合は、医師にマグネシウムと亜鉛の血中濃度検査を依頼しましょう。マグネシウム不足は抵抗性と強く関連しています。赤血球中マグネシウムが低いと診断された場合、1日最大700mgのマグネシウムサプリが血糖低下に役立つことがあります。
  • 亜鉛は食欲調節ホルモン「レプチン」と関係しており、欠乏するとレプチンが減少し過食や体重増加につながります。体重増加はインスリン抵抗性を悪化させるため、必要に応じて医師の指導の下で亜鉛サプリを検討してください。

※いずれのサプリメントや食事の変更も、必ず医師や管理栄養士と相談の上で実施してください。

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