糖尿病性神経障害の治療法
糖尿病性神経障害は、足や手など四肢の末梢神経や、消化管や心臓といった内臓の神経が損傷する状態です。痛みを感じない人もいれば、チクチク感、灼熱感、消化不良、下痢、めまいなど様々な症状が現れます。
1. 基本的な血糖コントロール
血糖値の急激な上下を防ぐことが最優先です。食事療法・適度な運動・必要に応じた薬物療法で血糖を安定させます。
2. 神経性疼痛の対策
神経痛には、デュロキセチン(商品名シンバルタ)やパロキセチン(商品名パキシル)などの抗うつ薬が処方されることがあります。
3. 皮膚の痛み・かゆみ
足の皮膚痛には、カプサイシンクリームやリドカインパッチなどの外用薬が有効です。
4. 消化不良への対応
消化不良を防ぐため、脂肪分や食物繊維の多い食事は控え、少量ずつ頻回に食べることが推奨されます。必要に応じてエリスロマイシンなどの抗菌薬が処方されることがあります。
5. めまいの緩和
ゆっくりと立ち上がる・座る動作を心がけ、起立性低血圧に対しては血圧調整薬が有効です。
