2型糖尿病の治療と生活管理
2型糖尿病は、インスリンに対する細胞の感受性が低下し、血中のブドウ糖が上昇する慢性疾患です。治療の目的は血糖値を正常範囲に保ち、合併症のリスクを減らすことです。
血糖モニタリング
患者は1日数回、指先から採取した少量の血液を専用テストストリップに付け、血糖測定器で数値を確認します。これにより、血糖が目標範囲内にあるかをリアルタイムで把握できます。
食事療法
管理栄養士が個別に合わせた食事プランを作成し、果物・野菜・低脂肪の肉・全粒穀物などバランスの取れたメニューを提案します。炭水化物の量を把握し、過剰摂取を防ぐことが血糖コントロールの鍵です。
運動療法
定期的な運動は血糖値の安定に重要です。医師の指導のもと、週に数回の有酸素運動(ウォーキング、サイクリング、ジョギングなど)を取り入れた個別プログラムを実施します。
薬物療法
必要に応じて、メトホルミン(商品名:グルコファージ)などの経口血糖降下薬が処方されます。これらは肝臓での糖産生を抑え、血糖値を下げる働きがあります。
インスリン療法
血糖コントロールが不十分な場合、一部の患者にはインスリン注射が追加されます。日常的にインスリンを投与し、体内のインスリン不足を補うことで血糖を正常化します。
