糖尿病インスピディウスの原因は?

背景

体は腎臓の尿排出量を調整し、全身の水分バランスを保ちます。十分に水分があるときは尿量が増え、余分な水分が必要なときはバソプレッシンというホルモンが腎臓での尿産生を抑制します。

中枢性尿崩症

中枢性尿崩症は、バソプレッシンを産生する視床下部や下垂体の損傷が原因で、ホルモン不足が起こります。手術、腫瘍、感染、頭部外傷などが主な原因です。

腎性尿崩症

腎性尿崩症は、腎臓の集合管がバソプレッシンに反応せず、常に尿が膀胱へ流れ続けます。遺伝性疾患や慢性腎疾患・感染、リチウムや一部の抗うつ薬の使用も原因となります。

妊娠性尿崩症

妊娠性尿崩症は、胎盤が産生する酵素がバソプレッシンを分解することで、妊娠中の女性にのみ発症します。

考慮点

全症例の約30%では、明確な原因が特定できません。

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