血糖モニタリングとは?
血糖モニタリングは、血糖値(血中のブドウ糖濃度)を継続的に観察することです。患者は血糖測定器(グルコメーター)で自分の血糖値を測定し、医師は3か月平均の血糖値を示すA1C検査で管理します。糖尿病患者にとって、血糖モニタリングは食事や運動、インスリン投与量の調整に欠かせない日常的な作業です。
測定頻度(Time Frame)
- インスリン依存性の1型糖尿病患者は、1日3〜4回の測定が推奨されます。
- インスリンと経口血糖降下薬を併用している2型糖尿病患者も、同様に1日3〜4回測定します。
- 経口薬のみで血糖が80〜120 mg/dL の範囲に収まらない場合は、1日2〜4回の測定が必要です。
- 食事と運動だけで血糖が安定している場合は、測定回数を減らすことができますが、医師と相談してください。
自己モニタリング
- 血糖測定器とランセット(指や腕を刺す小さな針)を使用します。指先を軽く刺し、血液の滴が出たらテストストリップに取り込みます。測定器にストリップを挿入すると、約5秒で血糖値が表示されます。
連続モニタリング
- 血糖の変動が大きい場合、医師は5分ごとに血糖値を測定する連続測定装置(CGM)を処方することがあります。皮下に小さなセンサーを埋め込み、デバイスはリアルタイムで血糖値を表示します。データはベルトの留め具やポケットに装着した受信機で確認できます。
A1C検査
- 医師は3か月ごとにA1C血液検査を実施し、過去数週間の平均血糖値を評価します。検査結果に基づき、薬剤の調整や治療方針の見直しが行われます。
目的
- 血糖モニタリングは、患者と医師が薬剤、食事計画、生活習慣を最適化するための情報を提供します。低血糖(血糖値が低い)や高血糖(血糖値が高い)のリスクを早期に察知し、めまい、視力低下、発汗、震え、混乱、意識消失といった症状を防ぎます。
- 病気や他の薬剤の影響で血糖が変動しやすくなるため、定期的なモニタリングが重要です。
