糖尿病患者のためのシューズとは?
歴史
糖尿病用シューズは1990年代初頭、メディケアが保険適用を開始したことで広まりました。約20年前から、社会保障受給者が高額な費用を負担できないことから、権利擁護団体が導入を求めて活動していました。需要が増えると価格が下がり、現在では高齢者向けの百貨店でも取り扱われ、専門スタッフがフィッティングを行っています。
機能
足への圧迫や摩擦を防ぐために、厚手のクッション素材で作られています。糖尿病患者は足の感覚が鈍く、違和感に気づきにくいため、靴自体が足を保護し、快適さと安全性を確保する設計が求められます。
予防・対策
内部の縫い目や狭い幅は足にダメージを与える恐れがあります。そのため、糖尿病専門のフィッターに測定してもらい、縫い目が覆われているか、もしくは縫い目がないデザインの靴を選びます。足の複数箇所をチェックし、柔軟性と快適さを確認します。
タイプ
通気性が高くゆったりしたサンダルや布製シューズが最も推奨されます。靴下の有無に関わらず着用でき、快適です。スポーツタイプのシューズも人気があり、ベルクロストラップや女性向けのバレエフラット型などがあります。
選び方のポイント
糖尿病用シューズを使用する場合は、必ず専門のフィッターに合わせてもらい、インソールも持参してください。数種類のデザインを試し、数時間履いた後に足の状態を確認します。赤くなった箇所や摩擦痕がないかをチェックし、放置すると潰瘍(ベッドソア)に発展し、最悪の場合は切断につながります。
