糖尿病と末梢動脈疾患の関係
末梢動脈疾患(PAD)とは
PADは、血管内にコレステロールなどの脂肪がたまり、心臓以外の臓器や組織へ血液を供給する動脈が狭くなる、または詰まることで起こります。主に足に影響しますが、手や腎臓にも及ぶことがあります。
糖尿病との関係
糖尿病は血糖値の調整ができなくなる病気です。高血糖は動脈壁にプラークを形成しやすくし、脂肪沈着や血液の粘性が増して血管が詰まりやすくなります。
疾患の進行
血流が低下すると、組織の酸素供給が不足し、傷の治癒が遅れます。足への酸素供給が不十分になると、最悪の場合は切断が必要になることがあります。
予防策
血糖値とコレステロール値を適切に管理することが、PADを合併した糖尿病の予防に最も効果的です。
主な症状
PADの症状として、歩行時の筋肉の痙攣や痛み、足の冷感・しびれ、治りにくい創傷、下腿部の脱毛などがあります。
注意点
糖尿病患者は毎回の診察で足の状態を医師に確認してもらい、PADの兆候が見られたら速やかに受診してください。
