ケトアシドーシスの治療手順
ケトアシドーシスは、血中ケトン体が過剰に増加し、動脈血pHが7.4未満になる状態です。主にインスリン欠乏(糖尿病)が原因で、特に診断直後の小児に致死的なリスクがあります。迅速な診断と適切な治療が不可欠です。
治療手順
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ABC(気道・呼吸・循環)の確保
まずは蘇生のABCを実施し、子どものバイタルサインを厳重にモニタリングします。状態変化があれば直ちに対応します。
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輸液による体液補正
軽度~中等度の場合は等張食塩水(0.9%)を半量から満量で投与し、1〜2日かけてゆっくりと欠損分を補います。重症例は最初に10〜20 ml/kgの0.9%食塩水を30分間で投与します。
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インスリンの静脈投与
輸液開始から1時間後にインスリンを静脈投与し、脳浮腫のリスクを低減します。低用量の持続注入(0.1 U/kg/時)が安全で、急激な低血糖や低カリウム血症を防ぎます。
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カリウム補正
血漿カリウム濃度が5 mEq/L未満の場合、初回の輸液後にカリウム塩化物で補正します。
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定期的な評価と記録
血糖、血液ガス、電解質、神経学的状態などを定期的に測定し、糖尿病患者用のチャートに記録します。治療開始後12時間は少なくとも1時間ごとに神経学的評価を行います。
