糖尿病患者がマッサージを受けるべきでない理由
糖尿病は以下の理由でマッサージの禁忌とされています。
1. 神経障害(ニューロパチー)
糖尿病による神経障害で皮膚感覚が低下すると、施術者の圧が強すぎても弱すぎても本人が感じにくく、皮膚損傷のリスクが高まります。
2. 皮膚の変化
乾燥や皮膚の薄化が起こりやすく、マッサージによる摩擦や圧迫で傷つきやすくなります。
3. 感染リスクの増大
糖尿病患者は感染症にかかりやすく、マッサージで皮膚に細菌が付着すると感染につながる恐れがあります。
4. 傷の治癒が遅れる
創傷治癒が遅くなるため、マッサージ中に起きた小さな擦り傷や打撲が長引き、二次感染の危険が高まります。
5. 血糖値の変動
施術によるストレスや血行促進が血糖値を変動させ、低血糖や高血糖を引き起こす可能性があります。
6. 網膜症(レティノパチー)
眼圧が上がると網膜の血管障害が悪化する恐れがあるため、特に顔や頭部への強い圧迫は避けるべきです。
以上のリスクから、糖尿病患者がマッサージを受ける際は、必ず主治医に相談し、糖尿病に精通した資格保持者の施術を受けることが推奨されます。また、敏感部位のマッサージを控える、圧力を弱めるなどの配慮が必要です。
