C. difficile(C. diff)への対策方法
概要
Clostridium difficile(C. diff)は、長期間の下痢や致命的な結腸炎など、さまざまな症状を引き起こす感染性細菌です。特にリスクが高いのは、65歳以上の高齢者、最近抗生物質を使用した人、長期入院患者です。C. diffは主に病院や介護施設といった医療現場で広がるため、感染拡大防止のための対策が必須です。また、症状の緩和と完全回復のために適切な治療も重要です。
必要なもの
- ラテックスまたはビニール製の手袋
- 使い捨てガウン
- 病院用消毒剤
- 医師が処方した薬剤
対策手順
プロバイオティクスの使用
抗生物質治療(該当する場合)を終了した後も、1週間ほど2回/日でプロバイオティクスを摂取します。これにより、C. diffによる下痢や抗生物質使用に伴う胃腸症状の予防が期待できます。
頻繁な手洗い
特にトイレなどの汚染が疑われる場所で手をしっかり洗います。医療施設の訪問者やスタッフ、入居者にも同様の手洗いを徹底させましょう。
患者の隔離
C. diffと診断された場合は、可能な限り個室に入れ、他の患者との接触を避けます。
防護具の着用
感染者に直接触れる際は、手袋と使い捨てガウンを必ず着用し、接触予防を徹底します。
環境の消毒
病院用消毒剤で患者の居室や使用した機器を1日2回以上清掃・消毒します。使い捨ての体温計などを利用し、再利用する器具は十分に消毒してください。
原因抗生物質の中止
C. diffの発症に関与した抗生物質は、医師の指示のもと速やかに中止します。治療途中での中止は必ず医師と相談してください。
処方薬の投与
主にメトロニダゾール(フラジル)またはバンコマイシンの2種類の抗生物質が使用されますが、投薬は医師の判断に基づきます。
