直腸括約筋の制御喪失と対策
直腸括約筋の制御が失われると、排便失禁が起こります。神経障害、薬剤、手術などが原因です。以下に、失禁を改善し括約筋を強化する主な治療法を紹介します。
バイオフィードバック
肛門内にプローブを挿入し、どの筋肉を使うべきかを視覚や音でフィードバックします。筋肉の収縮を正しく学び、括約筋を強化できます。
薬物療法
便の硬さを調整することで、排便失禁のコントロールがしやすくなります。市販の止瀉薬などで便を固め、保持しやすくします。
骨盤底筋トレーニング(ケーゲル運動)
肛門・臀部・骨盤底の筋肉を5秒以上、1日数回収縮することで筋力を高めます。ガスを漏らさないように意識する感覚で行います。
外科的治療
他の方法が効果を示さない場合に検討します。括約筋修復術(括約筋形成術)、人工括約筋置換、重症例では人工肛門(コロストミー)などがあります。
