胆石の症状と治療法
胆石とは
胆嚢は肝臓で作られる消化液「胆汁」を貯蔵する器官で、腹部の肝臓のすぐ隣にあります。胆汁が固まって胆石になることがあります。胆石の大きさは砂ほどの微小なものからゴルフボール大までさまざまです。肥満、糖尿病、女性、60歳以上、脂肪分が多く食物繊維が少ない食事、コレステロール低下薬の服用などがリスク要因とされています。
必要なもの
- 医薬品(胆石溶解薬)
- 全粒穀物
- 果物
- 野菜
治療の手順
症状が出ていない胆石は通常治療の必要はありませんが、腹部の激しい痛みや背中の痛みが出たら速やかに医師の診察を受けてください。痛みは数分から数時間続くことがあります。
胆石による重篤な合併症(高熱・寒気、黄疸、激しい腹痛)が疑われる場合は、すぐに救急外来へ行きましょう。
外科的治療として胆嚢摘出術(胆嚢摘除)があります。胆嚢を取り除くことで胆石は根本的に解消しますが、胆汁が直接小腸に流れるため下痢が起こることがあります。食事の消化は通常通り可能です。
手術が難しい場合は、胆石溶解薬による薬物療法が選択肢となります。効果が現れるまでに数か月から数年かかることがあります。
症状がない胆石でも悪化を防ぐため、食生活の改善が重要です。食物繊維を多く含む全粒穀物、果物、野菜を中心に、脂肪分の高い食事は控えましょう。定期的な運動や、ゆっくりとした体重減少もリスク低減に役立ちます。
