消化器官周囲の平滑筋の重要性とは?
筋組織は収縮性があり、短縮すると同時に厚みが増します。収縮により筋細胞は付着端を引っ張り、身体の部位を動かします。筋細胞は細長いため「筋線維」とも呼ばれます。
事実
- 体内には平滑筋、骨格筋、心筋の3種類が存在します。骨格筋は随意的に動かすのに対し、心筋と平滑筋(特に消化器官の周囲)は自律的に収縮・弛緩します。
種類
- 平滑筋は主に多細胞型平滑筋と内臓平滑筋の2種類に分類されます。
同定
- 多細胞型平滑筋は個々に独立して機能し、虹彩や血管壁に分布します。
- 内臓平滑筋は単一ユニットとして働き、空洞臓器(胃・腸など)の壁に存在します。
特徴
- 平滑筋細胞は紡錘形で核は1つ、骨格筋より短く、骨格筋や心筋のような横紋はありません。
機能
- 平滑筋細胞間のインパルス伝達により、食道や腸などの管状臓器で波状の収縮(蠕動)が起こります。この蠕動は食物を消化管内で前方に押し出し、消化液と混合させる役割を果たします。
