酸逆流症(胃食道逆流)の治療に使われる薬

胃から食道へ逆流する胃酸や食物は、胸や喉に灼熱感をもたらします。生活習慣の改善で症状が抑えられない場合に、薬物療法が行われます。

初期対策

  • 食事や飲酒、コーヒー、喫煙などのトリガーとなる要因を避け、アルコール摂取を控える。
  • 生活改善だけで症状が改善しないときに薬が推奨されます。

市販薬

  • 抗酸剤:胃酸を中和し、軽度の症状を緩和。
  • ヒスタミンH2受容体拮抗薬:胃酸の分泌量を減少。
  • プロトンポンプ阻害薬(PPI):胃酸産生を強力に抑制。

処方薬

  • 処方用ヒスタミンH2拮抗薬・PPI:市販薬より強力に症状を軽減。
  • プロキネティック薬:胃排出を促進し、食道括約筋の機能を補強する可能性。

二次的な使用例

一部の医師は酸逆流薬が喘息のコントロールに役立つと考えていましたが、NEJMに掲載された研究では効果がないことが示されています。

注意事項

  • 抗酸剤や酸分泌抑制薬を同時に複数使用しないこと。
  • ヒスタミンH2拮抗薬やPPIは、ワルファリン(クーマン)やフェニトイン(ジラントン)など、特定の薬剤と相互作用する可能性があります。
  • 抗真菌薬や酵母感染症の治療薬とも相互作用することがあります。

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