大腸内視鏡検査が必要になる症状

大腸内視鏡検査は、柔軟な光源付きカメラ(大腸鏡)を用いて医師が直接大腸内部を観察できる検査です。約1メートルの長さのスコープが拡大画像をモニターに送信し、症状の原因となる異常を確認します。通常の診療や検査で原因が特定できない場合に、大腸内視鏡検査が実施されます。

慢性便秘

がんや腸閉塞、食生活の乱れなど様々な要因で慢性的な便秘が起こります。薬物療法や生活改善で改善することが多いですが、原因がはっきりしない場合は大腸内視鏡で腸内を直接観察し、腫瘍や炎症などの有無を確認します。

下痢

ウイルス性胃腸炎や食事、薬剤、基礎疾患などが原因で下痢が起こります。重症化すると脱水や倦怠感を伴い、医療介入が必要です。血液検査や画像診断で原因が特定できない場合は、大腸内視鏡で腸壁の状態や出血箇所を調べます。

出血

大腸内で出血が起こると、便に血が混ざる、または直腸から血が出ることがあります。痔核のような軽度のものから大腸がんや虚血性大腸炎といった重篤な疾患まで原因は多様です。特に血便を伴う場合は、大腸内視鏡で正確な診断が不可欠です。

腹部の痙攣・痛み

大腸がんやクローン病、潰瘍性大腸炎などの重篤な腸疾患は、持続的な腹痛や痙攣を引き起こします。痛みの原因が不明なときは、大腸内視鏡で病変の有無や炎症の程度を直接確認します。

体重減少

炎症性腸疾患や過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎などは栄養吸収障害を起こし、著しい体重減少につながります。正しい診断と適切な治療のために、大腸内視鏡で腸内の潰瘍や炎症を評価します。

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